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mnobushi

WHOの新ガイドライン(0~4歳)

更新日:2019年6月6日

たまに思い立ったときに何かを発信することもしてみたいと思います。その内容が、真面目なことか不真面目なことかは分かりませんが、お付き合いを。







4月に出たWHOの新しいガイドライン(身体活動、座位行動、睡眠)で、子どもがどれくらいTVやスマホなどのスクリーンを見るのがいいのかの基準についての記載がありました。

それによると、0歳児、1歳児は「0時間」、つまり一切見せない方が良いと推奨されています。そして、2歳児、3歳児、4歳児は「最大1時間」とされています。国際的には、乳幼児に長時間スクリーンを見せるということは、心身の健康上望ましくないという判断がなされています。スクリーンを見せるよりは読み聞かせをしたり、良い質の睡眠をとることが求められています。


ちょうど昨年のChild Development 89巻 1号で、スマホが発達に与える影響が特集されましたが、そこでも長時間の使用は睡眠などへの悪影響が出るという知見もありました。しかしこの領域の研究はまだ不十分ですので、現時点で一概にスマホが悪いとも言い切ることはできないと思われます。今後いい影響も分かってくるかもしれません。この先の私たちの生活からスマホを排除することは現実的ではありませんし、動画を見るなどの受動的ではない、双方向的な利用には子どものコミュニケーションを促進する可能性もあると思われます(個人的な期待ですが)。


いずれにしても、何かのツールに頼り過ぎることなく、そして振り回されることなく、上手に付き合っていきたいものですね。


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